2013年12月30日月曜日

動揺

君が乗っているのと
同じ車を見ただけで
どうしてこんなに揺れる

君がいる筈ないって
言い聞かせたって
落ち着かなくてザワメク

泣きたいなナキタイヨ
誰かに声が届くなら
叫びたい わめきたい

心の中のノイズに
共鳴して 風が泳ぐ

2013年12月25日水曜日

クラシマス

少女漫画を読みながら
泣きそうになって
独り言呟いて 白けて

寂しい奴だなって
思ってしまった

赤と白の服を着た
おじいさんの出勤日

ギョーザとアルコールで
適当な夕飯

今日も相変わらず
ヒトリ暮らしてます

2013年12月23日月曜日

君を好きになるために僕は僕を好きになる

ヒトリで強く生きれないなら
誰と居たって強くなんかなれない
ヒトリで幸せになれないなら
誰かと幸せになんてなれない

人に責任押し付けないで
あなたが幸せになれないのは
誰のせいでもない

僕は僕が幸せにするよ
いつか君を幸せにできるように
そう 自分すら守れないで
君を守ることなんてできないから

自分を好きになれないのに
人を好きになれるわけがない

だから
僕は僕を好きになる
君をもっと好きになれるように

ねえ こんな僕も
悪くないと思ってる
でも 君はやっぱカッコ良くて
もっとずっと 好きなんだ

2013年12月4日水曜日

アンバランス

この道を行こうと
気持ちは固まって
モチベーションばっちり

なのになんだか
体がついてこない

力が出ない

とりあえず
ごはん食べて寝よう

明日また
走れるように

2013年11月17日日曜日

THE END

タフなつもりだったけれど
それは見掛け倒し
中はスカスカで
1度折れたらお終い

もう 終わりだよ
ゲームオーバー

2013年11月16日土曜日

いつかの

時々 貴方を思い出す

初めて話したのは
もう随分前のこと

あの頃は
お顔も知らず

この頃は
音沙汰も無く
時は流れ

お元気かどうかさえ
確かめることはできない

時々 貴方を思い出す

初恋って
貴方かしら

貴方に逢いたかった
もっと近づきたかった
そんな時があった

確かに
想い募っていた

次の恋も 三の恋も
少し 貴方と似てた

でも どうして
いつも 敵わない

叶わない想いばかり
募らせてばかり

だからかしら
また 貴方を思い出す

2013年11月14日木曜日

へっどえいく

痛いよ
泣きたいよ

馬鹿みたいに涙が出る
車飛ばす帰り道

数年前の流行曲
フレーズが耳に残る

追いかけてくる涙
口元まで伝って塩辛い

目を閉じて
理想郷に旅立ちたい

頭の痛みとも
胸の中の葛藤とも
もう サヨナラ

手を振ろう 私に

グッバイ

好きになるほど人は遠くなる

何気ない日々が大切だと
気付かされる度に
何気ない日々が
遠ざかっていったんだ

大好きなあなた
あなたが好きだって
思うほど
あなたを呼ぶことすら
特別になった

そして 私は
ひとりでいる

好きな人に近づけない
苦手な人とも距離を置いて
結局 ひとりでいる

Good-Bye

2013年11月5日火曜日

消想と再逢

おかしいね
ううん、
これでいい

あんなに
君に揺れていた
日々が懐かしいよ

改めて
君と出逢えた心地

2013年11月1日金曜日

HAPPINESS

会いたい人がいる

今 会いたい
とても会いたい
そう思える人がいる

そのこと自体が既に
幸せなことなのだろう

たとえ
会えなくても

2013年10月29日火曜日

寂しがり

寂しがり
小刻みに震えながら
それを隠そうとして

ひとり そっと
握りしめた拳の中に
確かな感触は無く

不確かで曖昧な今
不安に潰されそう

強がりも 崩れた
造り笑いもできない
涙が止まらなくなる

何をしたい?
どうしたい?
分からない

寂しがり
ただただ怖がり
ひとりで生きられない

どうしてこんなに
弱いんだろう

2013年10月22日火曜日

がんばらなきゃね
今日も がんばらなきゃ

行こう
ダメで元々
気負わず
できることから やればいいさ

2013年10月19日土曜日

生き方

逃げる事も生き方の1つだと
思いこむ事で 正当化してた

向かう事でしか見えない明日とか
動く事でしか伝わらない想いがある
知っているつもりになって
ぜんぜん分かっていなかった

道が見えないと嘆いていたのは
歩き出す勇気がなくて
怖くて背を向けていたから

手を振ってくれる友がいた
背中を押してくれる仲間がいた
何も 怖くはなかったのに
優しい声にすら 耳を塞いでた

暗い顔をしても
何も変わらない
涙を流しても
前へは進めない

大きな事なんて
できなくっていい

小さな幸せに喜ぼう
小さな温もり分け合おう
そんな事がきっと
生きている意味になる

先が見えなくても
今を全力で
生きればいいんだよ

もう 逃げない
笑って 生きてやろう

2013年10月18日金曜日

手首を 腹を 頚動脈を
刃物で切りつける

そこまで考えると
涙が出る

手首じゃなかなか難しい
首なら一発かな
腹は力入れやすいな

場所は車の中?
寒いから出血したら
さらに凍えそう

部屋が真っ赤になるのは
ちょっと嫌な気がする

2013年10月15日火曜日

君がいること

何でもない時間が
すごく大切に思えた

何だろう 満たされた
尊くて 幸福で 安らいだ
君と共有した時間
あの空気が とても愛しい

悩みが無くなったりとか
考えが進展したりとか
そういうことはなくても

今が大切で 幸せと思えた
それがきっと 生きている実感

君が隣にいれば
それだけでいい

苦しみが 憂鬱が
存在しなかったみたいに
消えてくれる

ありがとう
やっぱり 君が好き

2013年10月13日日曜日

More

ごめん
やっぱり 好きだよ

友だち 大事な友だち
だけど もっと
もう1歩 近付きたい

Keep smiling

笑っていたい
いつだって

辛いこと嫌なこと
無いわけないじゃない
いちいち暗い表情しても
どうしようもないし

頑張ってれば、堂々と
胸を張っていられるのに

下を向いた日や
足を止めた日が
後ろめたくて
情けなくて

力のない笑顔では
何も変えられないよね

君の笑顔を思い出した
やわらかくて温かくて
でも確かな強さをもって
輝いていた

笑っていたい 私も

2013年10月12日土曜日

涙模様

コップから水が溢れたように
降り出したら止まらない大雨

いつだって晴れ模様でいたいのに
天気は崩れやすくてコロコロ変わる

曇の日も雨の日も多いけれど
こんな嵐は久しぶりだ

虹が出るといいな
そう思いながら

迫り来る低気圧の
発生した場所を探って

雨は少し弱まっても
今日も 大気は不安定

雲の隙間の青空に
希望は捨ててない

2013年9月24日火曜日

あり

本当に 人の心は
うまくできているようだ

防衛機制が働いて
私の今を合理化する

悩みも疲れも憂鬱も
苛立つ心も押しつぶして

開き直るための言葉が
すとん、胸に落ちた

これはこれでありじゃね?

2013年9月22日日曜日

Realize the limitations

Realize the limitations

I can do nothing

無力で 無気力で

今 限界を感じてる

Goodbye

もう十分生きたろう
もう十分だよ

私は何の役にも立てない
社会に不適応な人間
やっぱり、私は無力だった
掲げた理想は遠い

役には立てない
やりたい事も無い

ミルクティーは好きだけど
十分過ぎるほど飲んだ
おいしいものも十分食べた
やりたいこともたくさんやった

色んな人と楽しく過ごせた
思い出はたくさん

感謝の気持ちはあるけど
恩返しできる気がしないし
もらってきたものを還元する
力も私にはない

明日の朝
朝日とともに
消えてしまいたい

車を壊すのは嫌だし
海の見えるところがいいな
水の中に消えたい

みんな好きだけど
私がいなくても大丈夫
私は もう十分
ありがとう

明日死ぬとしたら
今日 何をしたい?
特に無いな
会いたい人も いるけど
死ぬなら会ったってね
意味が無いし

ああ、死ねそう
明日の朝
朝日を見に行こう
太平洋を見に行こう

今 やりたいことは
それくらいかな

でも具合が悪いから
今は少し 眠ろう
海に着く前に
事故っちゃいそうだよ

目が覚めたら
この気持ちは消えるかな
消えたら また今度

消えなかったら さようなら
へヴンズドアーを開こう
優しい光に包まれたあと
奈落の地獄へ堕ちるだろう

2013年9月21日土曜日

死にたくはない

今なら死ねそう
そう思ったら
涙が出てきて
死にたくないって
確かめられた

狂いそうな
月の綺麗な夜
満たされない
心は 自分でも
見えなくて
何も 分からない

苛立ちが
狂気が
涙が
込み上げて

ああ しんどい
ねえ どうしたら

今 道が 分からない

2013年9月16日月曜日

ヒトリの歩き方

私の生き方を思い出した

そうだよ これだよ
現実なんてオマケ

さあ 非現実に溺れて
別世界に浸って

悩みなんて全て
小さくなっていく

ああ
満たされそう
もう 大丈夫

寂しくなんてない
人に依存したりしない

弱心

君の冗談に狂いそう

声が震え 息が詰まる
普段は鈍い感覚が
敏感に繊細に 動揺した

泣きたくなる
弱い私が嫌いになる

君と過ごす時間があれば
それだけで幸せなのにね

弱い私が嫌い

2013年9月15日日曜日

自暴自棄

自ら暴れ 自分を棄てる
もう 私を終わらせよう

もう 何も要らない
だから 何もしない
いいでしょ?別に

私が1人欠けたところで
世界は変わらず回り続ける
その大きな営みを
止めることなどできないから

明日から逃れるのに
世界を巻き込むことはできない

私の世界だけ
静かに終わればいい

ピリオドを打とう
そう思った途端
君の声が思い出された
またね、って

また、会いたい
ああ まだ 終われない

暴れていた私は
どこかへ消えてしまって
棄てられた私は
しかたなく回収

古新聞みたいに
わりと 役に立てるかもって
悪あがきしてこう

2013年9月13日金曜日

ほんとに自分が嫌になるけど
なんだか色んな人に
感謝したくなった

ここからまた
学び続けよう

2013年9月8日日曜日

自己嫌悪

後悔する時間があったら
明日のことを考えよう

頭じゃ分かってるのに
心の中は過去の自分
あの場面をリピートしては
溜め息くり返す

切り替えのきかない
不器用な自分
好きになれない自分を
捨てられない自分

だめだぁ

好きの定義

明日会える ってそれだけで
もう 今日の1日は心が強くなる
何だって頑張れる
そんなパワー 限りなく湧いてくる

会えた瞬間から サヨナラまで
ずっと ただただ幸せで
笑ってくれた時には
もう 他には何も要らなくなる

何でも話せる君だから
辛くなることもあるけれど
何でも話したいよ
そして 全てを知りたい

私が知る限りの全ての人の中で
1番 会いたくて 1番 話したくて
君の1番になれなくても
君は私の1番ってこと

君を困らせたくはないのに
何で こうなっちゃったのかな
君のこととなると
悩みも 何百倍にも膨らむよ

それでも それでも
君といる時間が 希望をくれる
何気ない幸せが 何千倍にも
大きくなる

一言で言えば
ただ そばにいたい
それだけ

2013年9月6日金曜日

NonStop

分かってる
限界を迎えてる

今日で
終わればいいのに

世界は続く
時間は止まらない

ああ 生きなきゃ
戦おう 毎日を

2013年9月5日木曜日

自身喪失

言葉がうまく使えないから
適応できない世の中

ああ 君も
ああ 夢も

言葉がうまく使えないから
遠ざかっていく

ああ 自分すらも
遠く離れていって

もう 自分も分からない

2013年9月3日火曜日

スイッチ

スイッチの入らない朝
動かないからだ

たどり着いた職場では
もう止まってはいられない

致し方なく
強制的にONになった
スイッチが

ああ 今にも切れそう

2013年9月2日月曜日

いつだって

なんだか死にたくなって
投げやりになっていた あの頃
本当は生きたいって気づいて
悲しくなった あの時

いつだって死ねる
そう気づかせてくれた歌があった
もう少し生きてみようと
肩の力が抜けた

また この頃は
肩に力が入っていたみたい
気づいたら
追い詰められていた

生きようって
明日を見つめて
一杯一杯だったんだ

諦めたっていい
やめたっていいんだ
だから
もうちょっと頑張ろう

いつだっていいんだ
だから
明日くらいは頑張るよ

2013年8月31日土曜日

180°道を間違えたら
地球1周して辿り着けばいい
そう言って笑って
躊躇わずに進もう

誰かが作った地図には
君の道は描かれていない
自分で探して進むんだ
君は君の道を

迷子になっても
転んでも
遠回りしても
構わない

君の踏み出した1歩
その先に 君の道が開ける

2013年8月28日水曜日

ヘイト

I hate me,
大っ嫌い

海が見たいな
許して欲しくて
全てを 私を

私は私を許せない
弱くて ずるくて
馬鹿みたい

ああ 秋めいてきた空は
こんなにも綺麗なのに
なんだか 物悲しい

泣きたくなって
自分に腹が立った

2013年8月27日火曜日

Fight

頑張らなくていいよ、なんて
言えないけど
頑張れ、とも言えなくて

頑張ってほしいよ
君が頑張りたいなら

それでも
無理はしないでほしいんだ
頑張りが 空回りしないように
君がダメにならないように

応援してる
いつでも 背中 押しに行くから

2013年8月23日金曜日

君の風を感じていたい

君の知らないところで
のたれ死んでも構わない
けど僕の知らないところで
君が倒れるのは嫌だから

ねえ 元気?
毎日 尋ねたくなるよ

君が必要としているものを
僕があげられるのなら
何だって 僕は君に捧げる

だって 君はたくさん
僕にくれたんだ
安らぐ幸せな時間を
僕が求めていた言葉を

そして君はたくさん
僕に教えてくれた
心からの楽しさを
人としての生き方を

なぜだろう  君といると
僕が開放されていくんだ
思春期に固く閉ざした扉が
いとも簡単に開けられたよ

新しい風が
心の奥に吹いたんだ

2013年8月22日木曜日

3時34分

さみしい夜
デジタル時計が示す3:34
浅い眠りから覚めて
喉の渇きに不快感

見ていた夢
思い出せないのに何だか
残っている気だるさ
そして疲労感

明かりを消して
もうひと眠りしようか
浅かろうが夢見悪かろうが
今はただ 瞼を閉じて

夜が明けるまで
明るい空と朝陽が
さみしさ紛らわしてくれるまで

2013年8月21日水曜日

ひつじの数

ひとりになると
あなたのことばかり

話したいのに
電話もできない

だって 今あなたと
話すことができたら
好きっって
言っちゃいそう

そんなの
引くでしょ?
怖くて 動けないよ

でも
あなたの声を聞かないと
もう うまく眠れなくて

浅い眠りくりかえして
眠気が溜まっているのに
それでも
眠れないのが辛い

ああ
あなたに会いたい

さあ
ひつじを数えて
ほら
明日を待とう

ひつじが何匹になったら
あなたに会えるだろう

2013年8月20日火曜日

中1

あの頃
自分の正義を信じ
真面目さに誇りを持ち
堂々と生きていた

戻りたいとは思わない

けれど あの頃の強気を
「無知」の一言で
片付けたくはない

相変わらずの臆病者で
見栄っ張り 意地っ張り
優柔不断は変わらない

私らしさって
何かな

2013年8月19日月曜日

クチナシ

クチナシの
香りに慰む
夜ひとり

震えるほどの
会いたい を
届けたいのに
書けぬ文

文字にするのを
諦めて
月明かりの下
君想う

季節は巡り
蝉が鳴く
夏の終わりに
目を閉じて

遠い日思う
春の日の
桜散る夜
君に惚れ

ずっと隣を
歩けたら
そんな想いを
膨らませ

まだ告げられぬ
君は遠くて

眠れぬ夜

みんなが明日へ向けて
夢の世界に入った頃

ひとり 夜に取り残され
私は 置いてきぼり

昨日にしがみついて
明日を受け入れられない

夢に落ち 目が覚めたら
明日の朝が来てしまう

それが怖くて
向き合えなくて

私はひとり
立ち止まる

ああ お願い  迎えに来て
もう 逃げられないように

2013年8月18日日曜日

イキル

1人で生きなきゃいけない
それができないうちは
人と生きることなんて
できないから

あいわなびー

かわいくなりたい
見た目とかじゃなくて

ありがとう とか
会いたい とか
元気? とか
真っ直ぐ言えるような

卑屈にならないで
真っ直ぐ がんばれるような

強い人になりたい
優しくなりたい

2013年8月17日土曜日

ひとり

ひとりでいると
何も考えなくていいけれど
ひとりでいると
なんだかんだ考えてしまう

この矛盾はなんだろう

ひとりでいると
自由になれるけれど
ひとりでいると
自分との戦いになる

自分の弱さに負ける

ひとりでいると
寂しいけれど
みんなといるほうが
孤独を感じることもある

なんて 弱いんだろう

特別

何か特別なことを
したいわけじゃない

でも 友だちだと
理由が要るじゃない
客観的な口実が
必要になるじゃない

会いたいって理由だけで
会いに行けないじゃない

だから
特別になりたいんだ
君の特別に

2013年8月16日金曜日

想い募る夜

猛烈に君に会いたくなった
現在がどうでもよくなって
遠い君に会いたくなった

いつも 話を聞いてくれて
時には笑わせてくれて
私の心を軽くしてくれる

心の中に沈んだ重りが
ふわっとシャボンのように
浮かんで 消えていく

君じゃなきゃダメなんだ
そう 気付いてしまったけど
かなわない想いだと 知ってる
届けちゃいけない想いだと

それでも 会いたくて
少しの間で構わないから
君の声を聞きたくて

本当は もっと ずっと
君の近くに行きたい
ああ そばにいたい

ぐっと抱き寄せて なんて
恋の唄のように 願ってる

猛烈に 君に会いたい

Trap of Memory

落ちる 落ちる 落ちる
くるくると 真っ逆さまに
落っこちる

余計な情報に
余計な感情が
蘇って 燻って

嫌いな女性歌手の曲が
私に追い討ちをかける

でも この不快感は
ただの戸惑い
思い出に浸った
副作用のようなもの

ただの気のせい
ただの幻

今の私は
今 ここにいる私だから
過去になんて
揺さぶられたりしない

仙台

いつまでも
この街には馴染めない

それでも
懐かしさは感じさせてくれる

この 雑踏の中にすら
思い出の欠片が
散りばめられている

2013年8月14日水曜日

That day

見えないものは
忘れてしまう

日常の中に散りばめられた
あの子の思い出は
呼び起こされるけれど

内陸の生活では
目に入らない
沿岸の傷跡に
あの日を思うのは
久しくて

海が恋しかったのは
忘れてはないかと
問いかけられていたのだろう

ああ まだ 終わっていない
終わりなど来ないんだ
いつまでも
そう この大地に生きる限り
想い 絶やさずに

It was lie.〈わずらい〉

君のそばにいると
僕は僕でいられる
ありのままで
僕のままで

それは本当のこと
心の奥の扉も
開け放てる

だけど
君のこととなると
僕は僕でいられない

君といると
感覚器官が敏感になる
小さなことですら
すぐに動揺してしまう

ああ なんて厄介な
煩わしい病だろう

2013年8月13日火曜日

運去り

頬杖ついて
溜め息ついて
憂い顔して
…どうしたんだい?
君は黙ったまま
俯いて

笑って、って
言いたくなった
君には笑顔が似合うから
でも
…うんざりだよね
出てきたのは そんな言葉
無理に笑ってほしくなくて

その適当な言葉に
「まあね」
君は苦笑して
「ほんと、運が無い」
深く息をして
「でも、まだ これから」
君は 笑った






2013年8月12日月曜日

罪悪

想い?
それは欲でしかない
私欲を合理化した奇麗事

愛も希望も葛藤も
自然を思う気持ちすら
自己満足の押し付けで

奇麗な言葉を連ねても
奥底には傲慢な強欲
ただ自分が満たされたくて
空虚を埋めたくて 叫ぶだけ

私の理想なんて きっと
口だけの戯言
何もできない無力な私は
想うことすら 罪

2013年8月11日日曜日

思考停止

車窓の外 流れていく景色
今日の記憶も想いも
この景色のように
儚く流れ去る時間の一部で

きっと 君への想いも
いつかどこかに置き去りにして
私は進むしかないんだろう

届けられない大好き
叫びたくなる大好き
君への想いを持て余し
私の思考はフリーズする

2013年8月10日土曜日

移りゆく

過去に募った想いは
何にも負けない程だと
当時は強く確信したのに
今はもう よく分からない

あの頃の想いを
今の想いが超えたのか
あの頃の想いが
儚く萎んでいったのか

1つ言えるのは
あの日々の想いが無ければ
今の私は居ないということ

今 込み上げる想いの源は
私の生きてきた全て

ふるさと 8月

西陽に霞む杜の都
水面 煌めかせる河川

山からの風に
波打つ穂の海は瑞々しく

木々の伴奏に重なる蝉の合唱

宮城の夏 夕暮れ美しく

2013年8月8日木曜日

もやもや

もやもやとすっきりしない
水蒸気は飽和状態
カンカン照りなら潔い
なんだか晴れきらない夏の日

涼むための風は無く
絶え間なくセミは鳴く
やっと明けた梅雨の
余波がまだ残ってる

暗くなっていく空
思わず立ち止まった
暗雲に誘われ 雷鳴が轟く
耳を塞いでも 雲は去ってくれない

もう 泣くしかない
からからに渇くまで
大粒の滴を介して
全てを 雨に流してしまおう

虹が出るように
綺麗な夕日が見れるように

湿気った気持ち解消すれば
明日は夏らしい 青空が広がる

2013年8月5日月曜日

回り回って

眠れない夜は どうしても
思考があちこち回り道
考えたって答えは出ない
ぐるぐるぐるぐる空回り

最終的に辿り着くのは
いつだって
1番厄介で 1番大切な
君への想い

2013年8月3日土曜日

Still

それでもなお

私は

強く 生きられる

そう、思えたなら

2013年7月31日水曜日

危険運転

わかっている
調子に乗っていたと

自制がね
効かなくなるんだよ
すり減ったタイヤみたいに
ブレーキがイマイチで

アクセルばかり全開で
君のことしか考えられない

事故りそうで
怖いよ

歩道橋

街路樹たちは こうやって
いつもいつも 街を見下ろして
せかせかと忙しく生きる人間を
憐れんでいるだろうか
羨んでいるだろうか
ただ見守ってくれているだろうか

2013年7月28日日曜日

諦めたくない

図々しいくらいに
もっともっと
君に近づきたい

I miss you, I need you
Do you need me??
君に必要とされたい

どうしてこんなに
君を好きになったんだろう?

もっともっと
好きになれそうな気がしてる

まだ知らない君の顔を
見せてほしいよ

2013年7月27日土曜日

コウカク

弱い自分が嫌い

不安に襲われては
殻に閉じこもって

虚勢を張って威嚇して
強がって馬鹿みたい

いずれ引っくり返って
立ち直れなくなって
世界に押し流され
リタイアしてバイバイ

ああ 弱い自分が嫌い

君だけ

誰でもいいってわけじゃない
君の声が聞きたい

誰でもいいってわけじゃない
君の顔が見たい

誰でもいいってわけじゃない
君の手を握りたい

誰でもいいってわけじゃない
君のために 何かしたい

誰でもいいってわけじゃない
君が 好きなんだ

君に 会いたい

2013年7月24日水曜日

十六夜

十六夜の月は
閉ざしたカーテンの向こう
その光が
地上に届いているのかすら
今の私には分からない

カーテンを開けること
きっと容易いのに
どうして動けないんだろう

正念場を終えた
放課後のようなだれた空気が
私の肺を満たしている

見えない未来に繋がる明日
大した志望は持てなくて
明日を迎えることから
目を逸らしてしまう今日

こんな夜は 何度目?
日付が変わったことを
受け入れられないよ

2013年7月20日土曜日

同窓

お隣の男の子
小学生のときは
よく話したけど

遠くなったあなたは
もう知らない人みたい
変わらない様子で
いまは車を運転してる

会釈を交わしたら
なんだか懐かしい気持ち
15年前に戻って
並んでブランコに揺られたい

もう一度
出会い直したなら
きっと
楽しいだろうな

いつかまた みんなで
同じ窓から 空を見あげよう

他愛ないお喋りを
満開に咲かせて

2013年7月17日水曜日

まだ見えない途

正しいことに絶対なんて無いのに
正しさを伝えなきゃいけなくて
矛盾と葛藤の複雑な嵐が
僕の心に憂鬱な風を吹かせてる

次々に飛んでくる反論
届かない言葉たち
僕の声をかき消す声を
愛しいとは思えなくて

僕の弱さ 未熟さに
嫌気がさす

人を殺せそうな憂鬱が
廊下を歩く僕を襲う
この窓ガラスを割ってみたら
少しは憂さが晴れるかな?

死にたくなる絶望は
きっと希望の裏返し
腹くくって 開き直って
僕は今日も 生きてる

2013年7月16日火曜日

タンポポ

手が届くものなんて
きっとヒトツもなくて
ただ宙に手を伸ばし
届きそうだと信じきって
ばたばたと騒ぐのが
生きるってことなのかな

だって
具体的なことなんて
本当はナニヒトツなくて
すべては抽象なのに
コトバをあてがって
具体的に見せている

生きる意味なんて
考えたって答えは無い

ただ生きるしかないんだろう

だったらもう
そこに生えてるタンポポみたいに
ただ風に揺られていたいな

ナキツキ

ほんとはね
君に 泣きついてしまいたかった

けど そんなこと
できないんだよ 泣いたりとか
君の前で 泣いたりとか

だって そんな 無防備な
防御力ゼロのところなんて

見せられない
強がらせてよ
私で いさせて
強い私でいさせて

泣かないよ 絶対に

2013年7月15日月曜日

君の隣で弱さを確かめ、強くなろうと決意する

ああ わがままでごめんね
君に甘えて ごめんね

君が隣にいるだけで
眠ることができたみたい
君が隣にいるだけで
なんだか安心できるみたい

君の前では僕は僕
偽りの無い僕でいられる

会いたいとか
帰らないでとか
そんなこと言えないけど

君がいる 今 この時が
永遠に続けばと

願っている 望んでいる
君の近くにいたいよ

君に会えない明日が憂鬱で
眠りたくない夜には
君の夢を見させて

綺麗な手だね 手を繋ぎたい
ねえ 今度会う時には
握手をさせて 君の手に触れたい

迷わないで 生きたい
堂々と 生きたい
君と笑えるように
君を支えられるように

2013年7月7日日曜日

ぐにゃり

壊れたダルマみたいに
起き上がれなくなった

ポキッと 心が折れてしまえば
諦めもつくのに

いつもいつも
私の心はぐにゃりと折れて

立て直しては折れ曲がっての
終わりの無い繰り返し

でももう
立ち直れない
ぐにゃりと曲がったまま
動けなくなっちゃった

ああ こんなに弱いんだね
私は

Bye-bye

人としての 自信をなくして
プライドも 築いてきたナニカも
もう 見失って

身 失っても
今ならきっと 後悔もしない

もう
この身を投げうって
サヨナラしたい

2013年7月3日水曜日

自問

もう 逃げてしまおうか?

ひとりの部屋に帰ると
そう思わずにはいられない

義務と責任と理想の檻から
脱獄したい

看守は自分

「逃げてしまって 本当にいいのかい?」

2013年7月1日月曜日

エマージェンシー

情緒不安定最高潮
現実逃避したまま
日が暮れていった

明日と向き合えない
怖くて不安なのか
もう 疲れてしまったのか

何かが壊れたみたいに
落ち着かない
寂しくて 不安定

涙が溢れたり
死にたくなったり

ああ 動けないよ
助けて

汝未堕

現実から目を逸らした
目の前が見えなくなった

分からない
自分が 分からない

不安で
情緒が おかしくなる

進めない
戻れない

道が見えなくて
立ち止まった

遠く

遠い 貴方に 会いたくなる

ねえ 今 何しているの?
知りたい 貴方のこと もっと
繋がっていたい

ひとつだけ 望みが叶うのなら
今 貴方に会いたいよ

だって だって
例えば 今 貴方が
最高に幸せだったとしても
窮地に追い込まれていたとしても

私は それを知れない

延々と平行に 時は流れ
堂々巡りの想いは迷子
数々の言葉が声にならない
聴きたいのは貴方の声

遠い 貴方に 会いたい

空色の鳥

幸せの空色の鳥を追い求め
走り続けた日々だった

追えば躱され
捕まえては逃げられ

幸せは この手に掴めない
そう 肩を落とした あの日

握り拳に
重ねられた君の手の
あたたかさに 泣けた

きっと何か
間違っていたんだよ

青い鳥が青い空に
羽ばたいて 輝いて
楽しそうに舞った
嬉しそうに歌った

ああ 自由でいるのが
あの鳥の幸せで

僕の幸せも
きっと すぐそばにあったのに

なぜこんなにも
コダワリに捕らわれていたのか

視野の狭いまま
生きてきてしまったよ

朝陽

河の上を走る電車は
向かいの窓に朝陽を映し
橋の下を流れる河は
窓の向こうの山麓を映し

光の反射でしかない
その光景を眺めて
思わず 和み 見とれて

ああ 目が離せない

見つめ続ければ
目に焼きつく太陽も
赤みが消えてきた

ああ どうして
こうも輝くものに
惹かれ 囚われるのか

遠く 熱く 眩しく
輝き続けるそれに
重ねてしまった あの人

2013年6月30日日曜日

君は空

空に抱かれる夢を見る
やさしい雲に包まれて

遠い遠い空を
想うこと止められない

ああ なんて青いんだろう
遠く 深く澄み切った空

届きそうで 届かない
今すぐ 飛んで行きたいよ

見つめる

天井の模様を見つめて
迷路のように辿っていた

ゴールを決めて進んでは
すぐにゴールを見失って
新たなゴールに辿り着いても
何も得るものなど無くて

まるで今の僕の生き方
どこに進めば正解なのか
分からない 迷子

何を目指しているんだろう
何がやりたいんだろう

ちらつくゴールの光は
どっちにあるのか定かではなく
しかも1つに定まらない
星の数ほど道がある

辿り着いた瞬間に
ゴールはスタートに変わるから

もう迷うことはない
今をただ 突き進めばいい

想いは続く

気持ちは変わっていく
わたしは変わっていく

でも 譲れないものは
いつもここにある

そして 大切な想いが
ずっとここにある

思い出はわたしの中に
いつもある

あの日のわたしも
いつかのわたしも
今のわたしの中にいる

想いは続いていくんだ
生き続けるんだ