2014年8月30日土曜日

大人

大人になりたいと
願った日があった

いつから私
大人だったんだろう
いつまで私
子どもだったんだろう

いつの間にか
普通になった
車の運転
働くこと
お酒を飲むこと

子どもでいたいと
願った日もあった
大人なんてと
憎んだ日もあった

大人でも 子どもでも
私は私なのにね
それが解った日が
大人になった日だろうか

2014年8月27日水曜日

だっしゅ

あなたが好き
だって
好きだから

あなたの生き方を
見習いたいと思った
そう すごく
尊敬しているの

あなたのことを
知りたい 理解したい
ねえ あなたの
力になりたいの

あなたが好き
すごく
好きだから

あなたの背中を
追いかけたい
ああ いつか
追いつけますように

2014年8月21日木曜日

8月

鬱々と
葉月終わりの
晴れぬ空

夏空や
疲れも何処
飛ばされて

チョークかと
白く浮かぶは
ひこうき雲

涙落つ
痛む足より
悔しさに

凛として
おがった君の
笑顔咲く

悪くない

手を引いてくれますか
どっちに行ったらいいか
迷ってしまった時に

まっすぐ生きるのが
辛くなってきた
現実から
目をそらすことが増えた

貴方はめげない
貴方は臆さない

貴方と居れば
私も少し
強くなれるかもしれない

辛いとき
貴方が隣で
お酒を飲んで
笑ってくれたら

そんな未来
悪くない

2014年8月19日火曜日

凡人

諦めたことに
気付かずにいた僕

ポジティブになれた
そんな気がしていた

その錯覚は心地良くて
ふわふわと時が流れる

苦痛が消えていた
もやもやとした
引っかかりが
あったけれど

諦めただけだった
理想を語っても
それがただの物語

かつては目標だった夢が
今はただの理想論

現実を見た僕は
つまらない人間だった

挫折

心折れたまま
もう直らない

いつも苦しかった
前を向いて
真っ直ぐ生きること

傷ついたり
涙したり
それでも顔を上げてきた

だけど もう立ち直れない
大きな痛みを伴って
心が折れてしまったの
そう きっと あの時に

直ったと思っていたけど
折れたままだった

直ったフリをしていた
もう大丈夫と思った
だけど 折れたままだった
それは諦めだった

青空を見上げて
生きてきた
理想という名の凧を
風にのせて上げていたの

繋ぐ糸は道しるべ
辿りながら駆け上がる
青空に続く階段を
踏み外しながらも

でも 糸が切れてしまった
あの凧は遥か彼方
もう届くことはない
目指すこともできない

理想は遠いものになった
諦めてしまった
心折れてしまった

全てが
地に沈んでいく
青空すら

2014年8月18日月曜日

たすけて

こわい
何が なんて
聞かないでね

こわいの
全てがこわい

生きようって
その気持ちが
揺らぐくらい

生きることが
こわい

迷いが
悩みが
不安が

わたしを
苦しめる

こわいの
助けて

2014年8月16日土曜日

トレイン

ダダンダダンと地を揺らし
電車が滑り込んだ
レールの悲鳴が耳に響く

いつもより少しだけ
音を高くしている
イヤホンの音楽を
かき消すように 音が響く

電車をひとり
待つ時間
嫌いではなかった
嫌いではないのに

行き交う人の足音が
飛び交う声のやり取りが
耳にざらりと障った

ひとり
取り残されたよう
わたし
取り残されたよう

時は流れ人は変わる
それは不可逆で
それがシアワセなのに
なんだか寂しくなる

ひとり
寂しくなる

あの時も
今この時も
すべて消えるわ

すべて
過去になる

それでも
ただ
今を生きるしかないけれど

目覚め

夢を見た

記憶と感情
期待と不安

想いが
グルグルと
暴れ回って

目覚めて
ため息が出る

夢を見た

非現実への当惑

けだるい朝を
迎えた

2014年8月15日金曜日

未終

3月11日の
太平洋沖地震

そこから始まった
東日本大震災

津波被害で
失われたものは
戻らなくとも
少しずつ
復興の光が
輝き始めている

東日本大震災は
3月11日だけじゃない
まだ終わっていない

失われていく
地区がある
失われていく
町がある

そして
原発事故は
終わっていない

東日本大震災が
終わる時
それが来ることを
信じながら
忘れてはいけない

失われているものを
2度と戻らないものを
忘れない

誓-セイ-

当たり前の幸せなんて
ないんだよね

なんて幸せで
恵まれているのか

弱音なんて
言っていられない

ああ きちんと生きたい
強く生きていきたい

感謝をしよう
人を愛そう

2014年8月14日木曜日

思っているだけ

たとえば
Twitterの呟きを見て
良いなぁ面白いなぁと
陰ながらに思ったり
話してみたいなぁとか
考えたりしても
心の中で留めていれば
そんな感想も伝わらず
どうにもならないのです

たとえば
どんなにあの人の事を
すごくすごく好きと
思っているとしても
あの人と同じ車を
見かけただけで
鼓動が乱れるとしても
顔を見合わせたとき
何も話せないのでは
どうにもならないのです

若葉色

ああ キラキラしている

小さな小さな新芽は
やわらかくて若くて
すぐに潰れてしまいそうで

けど そんなこと無いんだ
強くて 逞しくて
ぐんぐんと若葉を繁らせ
大人へと成長している

何よりも輝かしい
誰よりも美しい

君だけの輝きが
今 未来を照らしている

2014年8月11日月曜日

SENDAI

チャリがやたら走っている
歩道も車道も走っている
原チャもやたらと走っている
何だか危なっかしい

駅前はやたら明るい
人もやたら歩いている
ああ そうか 仙台
やたら仙台だねぇ

コンビニの客も
チャラい感じの人ばかり
格好つけた服の人が
全く浮いていない

ああ これだ 仙台
宮城の街 仙台

2014年8月10日日曜日

台風

例えば、わたしが
どうも耐えがたい
危機に陥ったとき
隣であなたが
お酒でも飲んでてくれたなら
乗り越えられるかも

あなたのエネルギーは
台風みたいに
周りなど関係なく
突き進む力をもっている

周りに流される
秋の空みたいな
わたしの弱さは
台風みたいな
あなたにひかれてく

台風一過の晴天を
わたしにもたらして

あなたを好きになれそうな
かすかな気配を感じている

2014年8月8日金曜日

言いなよ

好きって気持ちは
とても素敵な想い

きちんと伝えよう
想い腐らないように

悪いことじゃない
嫌いよりずっと良い

好きって言われたら
うれしいでしょう

だから
好きって

2014年8月7日木曜日

夢を見ていた
そう思えるような
夢中になれるモノ
探しているんだ
自分を見失うほど
真剣に生きたいから

自分を持っていない人なんて
きっとどこにもいないのに
自分をちゃんと見てあげない
冷たい人はいるのかも

自分ってつまり
僕、私、俺、ウチ、me、あたし…
だから
彼でも彼女でもなくて
君でもない人だよ

夢を追いかけた
そう 信じてた
霧になって
消えそうになる度
もう1度 心の中の
自分と向き合って

夢は輝くよ
そう 自分だけの夢
今日も追いかけているよ
みんな、ありがとう

夢を追う自分と
支えてくれる君と
素晴らしいこの世界
心から大切にしたい

人としてのプロ意識で
掴んでやる 夢を

2014年8月1日金曜日

後悔

どうして言わなかった
どうして言えなかった

今なら言えるのに
言えばよかったのに

好きです、って

ここち

ここにいていいんだよね
あなたと話していいんだよね

ゆるされたいのか
いやされたいのか

あなたと会える
この場所に

こんなわたしだけど
もっといたいな、なんて

ここにいたいから
わたしはここにいる

いつか少しでも
あなたの力になりたいな