動揺の春

飽きっぽいくせに
新しいことが嫌いみたい

慣れた土地を走る
慣れた電車に揺られる
久し振りなのに
なんて居心地が良いんだろう

今置かれている
新しい生き場所に
息苦しさを感じていたと
思い知らされ ハッとする

帰りたい
なんて思いが
浮かんでは消えていく

いつか
今生きる場所にも
懐かしさを感じる日が
きっと来るだろう

変化には負荷を伴う
それでもその分きっと
自分のためになる

新しい春を
生き抜こう

熱く燃える夏までに
根を張ろう 力強く

なまえ

存在を表す記号でしかない
それでも
大切なあなたに呼ばれるとき
それは確かに
あたたかく優しく響いて
特別に感じる

人とつながるための
大切なname

生き方

生きることをやめないこと
何があっても生き抜こう

自分を大切にすること
体も心も大切にしよう

人を大切にすること
優しく強い人になろう

約束を守ること
人を裏切らないように

「八日目の蝉」金曜ロードショー

金曜
疲れきって
たどり着いたアパート
電気を付け
テレビをつけた

知らない映画に
引き込まれる

自分を見失った
同世代の女性が
少しずつ
何かを取り戻していく

愛というのか
母性というのか
大切な何かが
滲み出る映像

涙が出た

原作小説を読みふけって
完全なストーリィ
DVDで見直して

正しさとか
常識とか
全てふっとんで

「思い」というものが見えた

強く生きたいと思った
ひとりの女として

未来の約束

空けててねって言われた
今年の年末
まだ10ヶ月も先の
素敵な未来の約束

時々不安になって
泣きたくなったりする
あなたの隣にいるの
ほんとに私でいいの？

行きたいねって盛り上がる
あちこちの地名挙げて
まだ行く予定はなくても
いつかの未来を夢見て

先の話をすることで
ずっと一緒って信じられる
これから何があっても
一緒にい続けたいよ

空けててねって言われて
一緒にいられると知って
あなたを近くに感じて
愛おしさが増したよ

優しい未来の約束

猛進

折れた心のままでも
突き進むしかない
痛みなんて感じる間も無く

Go with broken heart
No time to feel pain

You raise me up

あなたがいるから…
そんな歌詞の歌
昔から何となく好きで

あなたがいるからと
強くなれるような
そんな関係に憧れて

いま本当に
あなたがいるから
がんばれる今日
あなたがいるから
前に進める日々

あなたにとっても
君がいるからと
言ってもらえる私でいたい