追っかけたい
追いつきたい
アクセル全開で
僕は君を追いかける
ブレーキペダルは
踏まないよ
君の姿が見えるまで
本当は
君の隣に並べるまで
ブレーキ踏みたくないのにさ
臆病だから
僕の足は
君のテールランプ見つけて
その赤に合わせるように
ブレーキランプ光らせる
ああだめだ
やっぱりこの車間距離は
なかなか詰められない
大好きな人へ、希望を求めて、苦悩と真意等々、日々の想いを綴っています 自作詩のブログです 詩と言っても、poemというよりは、feeling、emotion、view、opinionに近いものです
追っかけたい
追いつきたい
アクセル全開で
僕は君を追いかける
ブレーキペダルは
踏まないよ
君の姿が見えるまで
本当は
君の隣に並べるまで
ブレーキ踏みたくないのにさ
臆病だから
僕の足は
君のテールランプ見つけて
その赤に合わせるように
ブレーキランプ光らせる
ああだめだ
やっぱりこの車間距離は
なかなか詰められない
いつ死んだっていい
そんな気持ちで生きよう
いつか 誓ったのは
命を軽く見たわけじゃない
いつだって
死は近くにある
明日死なない保証はない
明後日生きているかも分からない
だから今を生きる
いつ死んだっていいように
今を精一杯生きる
明日世界が終わるなら
やりたいことってあるじゃない?
自分の世界が終わるのが
明日かもしれないから
君に言い忘れた言葉
伝えに行きたくなる
明日会えたなら
君に伝えたい
世界が終わる前に
頭の中では
何十回も
君に好きと告げるのに
いざ君の前では
喋れなくなる
暴走していく
妄想たちは
現実とは遠く
リアルな
ネガティブ・イメージで
また、足が止まる
君と目が合ったとき
時間が止まってほしかった
この地球から
誰か1人を選んで
一緒に宇宙の彼方へ
旅をするとしたら
迷わず
貴方に来て欲しい
私が知る
すべての人の中で
貴方が1番好き
一緒に生きるなら
貴方とが良い
貴方の力になれたらいいのに
ねぇ 話を聴かせて
貴方が遠いわ
そう 線路の向こう
同じホームにはいない
快速の電車に乗って
もっと遠くへ行ってしまう
行き先はどこかしら
私の乗ろうとしている
鈍行の電車とは
きっと別の場所
目が合えば
貴方は微笑んでくれる
でも声は聴こえない
私も笑顔を見せる
でも声をかけられない
貴方は向こうを向いてしまう
届かないわ
ここからじゃあ
呼んだら
振り向いてくれるかしら
でも駅の騒音が
私の声をかき消すでしょう
けど
このまま
サヨナラは嫌だから
私は階段を駆け上がり
ホームとホームの
連絡通路を走って
貴方のところへ
駆け降りた階段
そこには電車が滑り込んで
貴方は乗り込んでいく
私は貴方を呼ぶの
大きな声で呼ぶの
周りのお客さんが
目を見開いている
そんなの気にしないわ
貴方は振り向くと
驚いた顔をする
私は乗り込むの
貴方と同じ電車に
そこで私は
貴方に告げるの
一緒にいきたい、って
人との繋がりを
しがらみと捉えてしまう
そんな自分がいる
人が好きだと思う
みんなが好きだと思う
私はみんなといたい
でも
でもね
押し付けないで
君の善と正義を
それが全て?
違うと思う
君の言葉はいつも
私の心の裏側を
ざらりと逆撫でする
君を嫌いなわけじゃない
でも今は
死にたくなるくらい
君のこと忘れたい
思い出した劣等感
私なんかダメって
気づいた十代の半ば
ダメなこと前提にして
生きてきた十年間
薄れてきたその感覚
何とかなるんじゃねって
劣等感と闘ってきた空元気
それが全てをのみこんで
つまりはポジティブ人間
前を向いて
ただただ今に立ち向かい
できると信じ進む
苦難の度に
ポジティブな根性論で
自分を守ってきた
固くなりすぎた防壁
劣等感も不安も
無力感も自己否定も
この壁は破れない
ただただ寂しさに
足元をすくわれて
壁が倒されそうな毎日
地盤が緩んでいき
斜めになった防壁は
私の歪んだ心
自己満足の塊
無理やりな防衛機制で
私はダメになっていく
劣等な私を
葬る空は無いかしら
ちょっと待ってと
時間を止めたい
だけど
待ってなどくれない
心の整理がつかないまま
時間は流れていく
日常が続くけれど
わたしは足を止めている
どうしていいか分からず
ただ、現実から目を逸らす
時の流れは濁流のように
わたしを押し流す
波に乗れないの
誰か救ってと
手を伸ばしても宙をきる
どうしよう
明日に向かえない
歩き方を忘れたみたい
足の踏み出し方が
分からない
立ち止まってしまった
前に進めない
「無理に進まなくていい」
どこかから聞こえて
座りこんでみた
隣に君がいたらいい
そう思った
少し肌寒くて
それでも
前を向けた
また
そのうち
歩き出そう
君に会いたくなったけど
こんな顔ではだめかな
心地よい風が
髪を撫でていった
あなたのことばかり
追いかける脳細胞
あなたの姿を
焼きつけようとする網膜
わたしの細胞のすべてが
あなたを求めている
あなたの声を
やたら増幅するうずまき管
あなたの近くでは
心臓も肺もリズムを乱している
あなたに
もっと近づきたい
なのに何故
わたしは離れてしまう
あなたから
離れてしまう
あなたが好きと
声帯は震えてくれない