2013年8月19日月曜日

クチナシ

クチナシの
香りに慰む
夜ひとり

震えるほどの
会いたい を
届けたいのに
書けぬ文

文字にするのを
諦めて
月明かりの下
君想う

季節は巡り
蝉が鳴く
夏の終わりに
目を閉じて

遠い日思う
春の日の
桜散る夜
君に惚れ

ずっと隣を
歩けたら
そんな想いを
膨らませ

まだ告げられぬ
君は遠くて

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