冬の雨 静かに降って
雪が 滲んでいく
思い出が 胸に響くように
感傷が 伝染していくように
じわりじわりと 重く
ああ 春がまた 少し
近づいてきた 足音が聞こえる
少し 安堵して
何だか 刹那げで
きっと いつの間にか
桜の散る季節になる
やっと冬が終わるのに
心ざわつくのは何故?
ああ 四季がまた 移ろう
落ち着くことなく
過ぎ去っていく 足音が聞こえる
大好きな人へ、希望を求めて、苦悩と真意等々、日々の想いを綴っています 自作詩のブログです 詩と言っても、poemというよりは、feeling、emotion、view、opinionに近いものです
冬の雨 静かに降って
雪が 滲んでいく
思い出が 胸に響くように
感傷が 伝染していくように
じわりじわりと 重く
ああ 春がまた 少し
近づいてきた 足音が聞こえる
少し 安堵して
何だか 刹那げで
きっと いつの間にか
桜の散る季節になる
やっと冬が終わるのに
心ざわつくのは何故?
ああ 四季がまた 移ろう
落ち着くことなく
過ぎ去っていく 足音が聞こえる
落ちる 落ちる 落ちる
雪のように
木の葉のように
落ちる 落ちる
立ち上がれなくなりそうな予感
つまり 不安
花弁のように
雨粒のように
落ちる
力が入らない
落ちていく
胸にある心臓が
床に落ちていきそうなほど
重力に引かれて
ざわつく
落ちる 落ちる
きれいな星空の下
氷点下の寒さに痺れ
冷たく笑う月は
明日へ向けての
希望を奪う
日がさせば
融けていく雪も
夜空の下では凍りつき
ああ 遠い春よ
まだ見えない春よ
届かない温もりを求めて
思わず手を伸ばした
だめね
うまく話せない
なんて言ったらいいか
言葉が出てこない
これだ わたし
これが わたし
偽りは簡単に剥げる
誤魔化しはきかない
うまく生きれない
わたしはやっぱり
うまく生きれない
朝1番に貴方に会いたい
そうすれば どんな日でも
1日を生きぬける気がするの
貴方の微笑が心に焼きつく
やわらかく下がる目尻と
少し上がった口角
その口から響く声が
音楽みたいに
私に流れ込む
愚かしいと知っている
くだらないと分かっている
でもね
貴方を追いかければ
私は生きていけそうなの
朝が好きになった
日に日に早くなる日の出が
希望をくれるよ 初春
白む空に
薄暗い不気味な夜から
日の出前の爽やかな朝へと
変わる瞬間を見た
ほら陽の光が
追いかけてくるよ 橙
1日が
スタートを切る
何もかも嫌になって
苛立ちが募って
死んでもいいや なんて
雪道をぶっとばして
わざとハンドルを切って
スリップしながら
涙が出た
,
何もかも嫌になったって
手首なんて切れないから
代わりに伸びた髪をバッサリ
心は軽くならないけど
少しは優しい瞳になれる
そんな気がしたんだ
モヤモヤしたものが
黒い髪と一緒に落ちていく
何もかも嫌いだけど
青空に視線引き寄せられる
微風に舞う粉雪みたいに
ただ笑えたら良いのにね
.
自爆テロなんてできないから
裸足で雪の上を走ってみた
雪を昇華しちゃえそうな
激情を冷ましたくて
何もかもいけ好かないけど
いつか受け入れてやるさ
そんな屑みたいな根性秘めてる
.
何もかも嫌いだけど
晴れの日の朝は魅力的
朝日に輝く川面みたいに
ただ笑えたら良いのにね